ナレーション
@narrarion <メッセージ>
もしくは
<メッセージ> |
メッセージボックスにメッセージを表示し、クリックを待ちます。
メッセージ中に含めることで特別な意味を持つ文字は、以下の通りです。
・半角スラッシュ(/) … この位置で改行します。
・半角円記号(\) … この位置でクリックを待ち、改行します。
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セリフ
@serif <名前> <メッセージ>
もしくは
\<名前>\<メッセージ> |
メッセージボックスに名前とメッセージを表示し、クリックを待ちます。
メッセージ中に含めることで特別な意味を持つ文字は、以下の通りです。
・半角スラッシュ(/) … この位置で改行します。
・半角円記号(\) … この位置でクリックを待ち、改行します。
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キャラクタ
@character <カラー画像ファイル名> <マスク画像ファイル名> [位置] [整列] |
指定した位置に、指定した整列でキャラクタを表示します。フェードにかかる時間は、「フェード設定」イベントで指定します。
<カラー画像ファイル名>
24ビットのPNGかBMPを指定します。何も指定しない(スクリプトでは"nil"と指定する)と、その位置に表示中のキャラクタをフェードアウトします。
<マスク画像ファイル名>
グレースケールのPNGか、1ビットまたは8ビットのBMPを指定します。"AUTO"と指定すると、カラー画像の左上のピクセルの色が透過色になります。
[位置]
次の値を指定します。
0: 中央
1: 左
2: 右
それぞれの位置には、同時に1体ずつキャラクタを表示できます。すでにキャラクタが表示されている位置を指定した場合、その位置のキャラクタが置き換えられます。0,1,2はレイヤー番号だと考えてください。0が上で、1が真ん中、2が下です。キャラクタの重ね合わせはこの順番で処理されます。
[整列]
上下方向の整列を指定します。次の値から選びます。
0: 下
1: 中央
2: 上
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背景
背景画像を変更します。画像ファイル名に何も指定しない(スクリプトでは"nil"と指定すると)と、表示中の背景をフェードアウトします。このイベントは、表示されているすべてのキャラクタをフェードアウトさせます。
画像ファイルには、24ビットのPNGかBMPを指定できます。 |
選択肢
@select <選択肢1> <ラベル1> <選択肢2> <ラベル2> <選択肢3>
<ラベル3> |
2つまたは3つのメッセージを表示し、そのうち1つの選択をプレイヤに促します。
<選択肢1> <選択肢2> <選択肢3>
選択肢のメッセージです。選択肢3は、二者択一の場合には必要ありません。
<ラベル1> <ラベル2> <ラベル3>
選択肢に対応する、同一イベントファイル内のジャンプ先のラベル名です。ラベル3は、二者択一の場合には必要ありません。
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ラベル
ジャンプ先の指定に使うラベルを定義します。 |
MP3
MP3ファイルを演奏します。
<MP3ファイル名>
演奏するMP3ファイル名です。MP3ファイルは、"mp3"フォルダに格納する必要があります。この項目に何も指定しない(スクリプトの場合"nil"と指定する)と、MP3の演奏を停止します。
[フェード時間]
ミリ秒単位で指定します。ただし、Ver.0.3現在では音声のボリューム調節機能が実装されていないために、この値はプレイヤによって無視されます。
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CD−DA
CD−DAのオーディオトラックを演奏します。
[トラック番号]
演奏するオーディオトラックの番号を指定します。0を指定すると、CD−DAの演奏を停止します。
[フェード時間]
ミリ秒単位で指定します。ただし、Ver.0.3現在では音声のボリューム調節機能が実装されていないために、この値はプレイヤによって無視されます。
|
MIDI
@midi <MIDIファイル名> [フェード時間] |
MIDIファイルを演奏します。
<MP3ファイル名>
演奏するMIDIファイル名です。MIDIファイルは、"midi"フォルダに格納する必要があります。この項目に何も指定しない(スクリプトの場合"nil"と指定する)と、MIDIの演奏を停止します。
[フェード時間]
ミリ秒単位で指定します。ただし、Ver.0.3現在では音声のボリューム調節機能が実装されていないために、この値はプレイヤによって無視されます。
|
PCM
WAVファイルを演奏します。
<WAVファイル名>
再生するWAVファイル名です。WAVファイルは、"pcm"フォルダに格納する必要があります。この項目に何も指定しない(スクリプトの場合"nil"と指定する)と、WAVファイルの再生を停止します。
[ループフラグ]
0: 1回だけ再生する
1: ループ再生する
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フラグ設定
※注意 このイベントは旧式です。新しいバージョンでは「パラメタ設定」を使うようにしてください。
local.flgまたはglobal.flgで定義されたフラグ(実質的にはパラメタ)の値を変更します。ローカルフラグとグローバルフラグで同一名のフラグが存在する場合には、ローカルフラグが優先されます。
<フラグ名>
フラグ名を指定します。
[設定]
0: フラグをONにします
1: フラグをOFFにします
2: フラグを反転します
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パラメタ設定
@setparam <代入先パラメタ名> <項1> [演算子] <項2> |
local.flgまたはglobal.flgで定義されたパラメタの値を変更します。ローカルパラメタとグローバルパラメタで同一名のパラメタが存在する場合には、ローカルパラメタが優先されます。
このイベントは、イベントエディタで入力してください。
<項1> <項2>
パラメタ名もしくは整数を指定します。
|
ジャンプ
@jump <イベントファイル名> <ラベル名> [条件] <フラグ名> |
指定した条件の時、指定したイベントファイルの指定したラベルにジャンプします。
<イベントファイル名>
ジャンプ先のイベントファイルを指定します。この項目に何も指定しない(スクリプトの場合"nil"と指定する)と、ジャンプ先は実行中のイベントファイル内のラベルになります。
LOADを指定すると、ロード画面が現れます。SAVEを指定すると、セーブ画面が現れます。これらの場合、ラベル名や条件は一切無視されます。
<ラベル名>
ジャンプ先のラベルを指定します。
[条件]
0: 無条件でジャンプします
1: フラグがONの時ジャンプします
2: フラグがOFFの時ジャンプします
<フラグ名>
条件判断に使うフラグを指定します。
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セーブタイトル設定
セーブ時の見出しを変更します。 |
クリックウェイト
クリックされるまで待ちます。 |
ミリ秒ウェイト
指定ミリ秒が経過するか、クリックされるまで待ちます。 |
フェード設定
@setfade [背景エフェクトタイプ] [背景フェード時間] [キャラクタエフェクトタイプ] [キャラクタフェード時間] |
背景とキャラクタの、フェードエフェクトの種類と時間を設定します。エフェクトの種類はこれから増やしていくのでお楽しみに。
[背景エフェクトタイプ]
0: アルファブレンド
1: 点描1
2: 点描2
3: スラッシュ1
4: スラッシュ2
[背景フェード時間]
ミリ秒単位で指定します。
[キャラクタエフェクトタイプ]
0: アルファブレンド
1: 点描1
2: 点描2
3: スラッシュ1
4: スラッシュ2
[キャラクタフェード時間]
ミリ秒単位で指定します。
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ボタン選択
@btnselect <ボタン背景画像> <選択時の画像> <キャンセル時のジャンプ先> [ボタン数]
<ボタンスクリプト> |
ボタンを作成して、ボタンがクリックされるか左クリックでキャンセルされるまで待ちます。ボタン背景画像は、背景画像と同じサイズである必要があります。ボタン背景画像はフェードエフェクトを施されずに一瞬で表示され、ボタンが選択されるかキャンセルされた後は背景画像に設定されます。
☆ボタンスクリプト仕様
1つのボタンは
<ジャンプ先ラベル名>,[左上X座標],[左上Y座標],[幅(ドット数)],[高さ(ドット数)]
の形式で表され、これがボタンの数だけ、コンマで区切られて並びます。
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メッセージボックス設定
未実装の機能です。
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アニメーション
@anime [時間] [変更レイヤー数] <レイヤースクリプト> |
レイヤーを操作してアニメーションします。レイヤースクリプトは手動で書くことが難しいので、このイベントは、イベントエディタを使って記述して下さい。アニメーションイベントの動作の詳細については、別テキストで説明しています。
現在、アニメーション作成用のツールを作る予定があります。 |
コメント
@comment <コメント>
もしくは
;コメント |
イベントファイルを見やすくするためのコメントです。1つの操作のまとまりごとに、他人が見てもわかるような親切なコメントを挿入するように心がけると、保守性が良くなります。
また、単に空行として利用することもできます。操作のまとまりごとに空行を挿入すると、見通しの良いイベントファイルを書けます。 |